中部タンクトラック部会 各委員会活動方針

1.目的

各委員会が、タンクトラック業界における問題点(コンプライアンスや危険作業等)を提起し、その改善に向けて、中部タンクトラック部会としての活動を通し、タンクトラック業界の繁栄と質の向上を目的とします。

2.これまでの経緯

中部タンクトラック部会の発足については、その前身は、石油タンクローリーの任意団体としての「愛知県石油輸送部会」であり、荷卸し立会い活動等の、これまでさまざまな精力的活動に取り組んできました。また、石油のみではなく、高圧ガスや液体薬品も含めた団体としての整理統合を推進してきたところ、地域的にも愛知県のみではなく、三重県及び、岐阜県をも含めた会員となってきたこともあり、全日本トラック協会のタンクトラック部会(会長:ニヤク 堀江会長)に合わせ、名称を「中部タンクトラック部会」として、新たにスタートさせることとなりました。

その中で、取扱製品等により、作業基準や作業環境に違いがあり、活動内容が異なる事などを考慮し、専門的な委員会を発足させる事としました。

委員会は下記の4つの委員会で組織します。

(1) 経営研究委員会 (2) 液体薬品委員会 (3) 石油委員会 (4) 高圧ガス委員会

組織図

3.現状の問題点

中部タンクトラック部会については、「愛知県石油輸送部会」から組織変更を行い、従来の経営研究委員会に加えて、石油委員会と高圧ガス委員会と液体薬品委員会は新たに設立した委員会であり、その活動内容・活動方針そのものを明らかにしている段階であります。

そのような状況である為、業界における危険作業やコンプライアンス等の問題点を現状明確に把握出来ていません。

4.解決策

「3、現状の問題点」を解決する為には、タンクトラック業界において、長い歴史や高いシェア、或いは専門的知識を持つ部会員の情報提供を基に、作業内容等実行策をまとめ、その情報を共有し活動へと反映させる事が必須であります。

5.今後の展望と戦略

一には、「4、解決策」でも示したとおり、高い知識と経験を持つ部会員からの情報提供を基に、作業内容等実行策の情報を共有し、活動へ結び付けます。

第二には、その共有した情報や活動からの更なる問題点を抽出し、改善に向けての提案をまとめ、中部タンクトラック部会へ報告すると共に、その提案を各委員会活動に反映させます。

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2023年度 事業方針・計画

経営研究委員会

【目的】

■ コンプライアンス重視より、法令に定められた義務講習について、業務に支障のない講習開催日を設け、会員の利便に資する。

■ 会員単独では負担・負荷の大きな業界の抱える課題(法令順守&適正運賃収受等)について、会員一丸となり推進し改善・解決の方策を見出す。

■ 業界の地位向上や会員会社社員のモラル・マナーアップを通じて一般社会・顧客・荷主に対するイメージアップを図る。

■ IT環境の活用により、会員相互の連携・情報の共有化を図り、会員会社の事業運営の利便を図る。

■ 委員会相互の連携により活動の促進を図り、部会活動を活性化させ、効率性と実効性を追求することで、会員会社、他からの当部会に対する認知を高める。

経営研究委員会 年間スケジュール

液体薬品委員会

【目的】

■ 業界の繁栄と質の向上の為に、勉強会等による意味のある活動推進。

■ 危険作業やコンプライアンス等の問題点についてリスク軽減措置の実施。

■ 危険性・有害性によって発生のおそれのある災害に対して教育訓練・作業管理を行なう。

■ 「液体薬品委員会」の活動について、具体的な計画を基に実施し、その結果の有効性についての検討する。

液体薬品委員会 年間スケジュール

石油委員会

【目的】

■ 移動タンク貯蔵所における危険物事故撲滅に向けた安全管理の徹底。

■ 混油・漏油事故撲滅に向けて「危険物荷卸し時相互立会い」の必要性、重要性を周知する。

■ 委員会活動の促進を図り、部会活動を活性化させる。

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高圧ガス委員会

【目的】

■ 顧客・荷主の信頼を得るべくコンプライアンスを遵守し、安全且つ高品質な輸送を目指す。

■ 事故発生時には 会員各社の連携による二次災害防止策を構築する。

■ 会員各社の共通課題の問題を提起し情報交換を通して円滑にする。

高圧ガス委員会 年間スケジュール